こんなタイトルをつけてしまうぐらいには嬉しい1本でした。今年釣りまくってるあの人のブログで友人が・・・と言われていた魚です。
GWに釣りのついでに下宿先を決める下宿先を決めるついでに釣りをする予定だったのですが、さすがGW、不動産屋さんがあいておらず、まぁ兵庫にいてもやること自体はたくさんあるしと思って5月を地元で過ごしていました。
さすがにそろそろ下宿先を決めて徳島で動き始めないといけないなと思い、5月末に再び徳島IN。とりあえずテキトーにポイントに入ってみます。
うーん、雰囲気ある?ない?ぐらいの状況で疑いながら、スローに動かして小さいの1本。
おでこフッキングで苦戦し、このサイズなのにサンさんにタモ入れしてもらうふがいないファイトw
ありがとうございました。
状況とサイズを照らし合わせると、渋いなぁ・・・という印象。その後けっこう粘りますが案の定、なんもなしで朝は終了。
こっちがダメならあっちはどうかと、夕方はエリアを変えてみます。ベイトがいるし沖の方では何かが追いかけてる感じ。夕方はボトムの方で1バイトのみに終わりましたが、まだ雰囲気はあるなぁと、次の日も同じエリアに入ってみることにします。
・・・次の日。
暗いうちから潮でも見ておこうと軽くキャストすると、結構効いててイイ感じ。フラットがついてたらアッサリ釣れそうなので、ボトムから探り始めます。
薄暗くなってきたなーって時に、手前ギリギリでひったくられるような痛烈なアタリ。元気なマゴチだなぁ。
ハリにかかる感触はなかったので、フォローを入れる意味合いでVJ22にチェンジ。同じところを通すとあっさりヒット。
と同時に、首振りと突然のランが始まります。ジャージャーとドラグを鳴らすわけではないので、このときはまだ「元気なマゴチだなぁ」で終わってましたが、その後すぐに表層付近がモワつくところまで走ってくるので少なくともマゴチではないなと(笑)
備えあれば憂いなしということで、一応ヒラロッドにPE1.5号を装備していましたが、なんせVJのちっこいフックだったので、ロッドをほぼ寝かしてのやり取り。
嫌なところに走られたのでベールを返して糸を出してを繰り返しているうちにフックアウト。
ベイトはうろついていたのでチャンスはまだあると思い、フックが無事なことを確認し、そのまま急いでキャストします。2投ほどするとまたヒット。ティップがありえんくらい暴れます。
あっち行ってこっち行って、糸出しながらハンドルを巻き巻きし、走らせたい方向に向いた瞬間に一気に走らせ、なんとか取れそうなくらいに弱らせてサビキの爺さんが喋りかけてくるから嫌々応対しギャラリーとしゃべっているうちにテトラに擦れて、焦って普段の自分では絶対にしないテトラへの飛び乗り方でなんとか前まで出て、無事タモ入れ成功。
この時間25分(笑)
最後は魚も自分もグロッキーでした。腕に力が入らなかったです。
フックは#10、ロッドは割と素直とはいえヒラロッド、足場最悪。この状況でマグレとはいえキャッチ出来たのは自分の自信につながりました。
未熟者ながらも「ファイトスタイル」・・・というか、ルアーフィッシングのスタイルというものの方向が固まりつつある状況で、ロッドの立て角やドラグの設定、勝負のかけどころ、それらが正解ではないにしろ、間違っていないんだな、と思えた初めての魚でした。動画でその道の人たちのファイトを画面に穴が開くほど見た日々も無駄じゃなかったんやなって……
腕に力がはいらないので、近くでやっていたサンさんのとこに行って結果報告。自分がキャッチしたかのように喜んでくれたあの日はしばらく忘れられそうにありません。と同時に、改めてライバル視されてるんだなって感じました、と一文加えておきますw
あ、物件はあっさり決まりました。6月中旬から徳島で一人暮らしを再開させております。
コメント