確かめ算的ヒラスズキ

2019年

しかしまぁよく荒れてくれるなぁ…

風がブンブン吹いてベイトを寄せ続けてくれるなんてことはありませんが、太平洋がお届けするウネリとか、まとまりないいろんな向きからのグチャ波とかのコラボがありながら、しっかりとサラシが広がる日が多い。

荒れた日(←先日の記事あたり)としっかり荒れるだろう日(←この記事の釣行はこ↑こ↓)の間のペタ波ですら、闇討ちコヒラと無限ツバスでベイトがたくさんいることが確認できたし、荒れ始めた日に入った知り合いさんが数本抜いていたので、これは間違いなく釣れるだろうとしっかり荒れそうな日にナカジ君とエントリー。

波がない日での闇討ちコヒラ、42くらいでした

トウゴロウについたヒラは朝マズメの短期決戦という通説(見聞きする限り、これはトウゴロウイワシという魚の生態に関与するもんなんだろうなぁ…)にならって、薄暗いうちにしっかり釣りきろうという作戦。

潮位も波も潮の動きもよさそう!ヘッドライトがいるか要らないかぐらいの明るさになって足場が安全そうなのを確認した後、二手に別れて釣りスタート。

ナカジ君は久々のヒラということなので、好きな足場に立ってもらうことに。んで、自分がその後にエントリー。

 

んっ!すぐに反応アリ!シモリだらけのポイントなので、ササっと寄せてきます。

フラッシュ炊いたから真っ暗に見えるけど、結構明るくなってきてますw

薄暗い中なのも相まってグリグリ巻いてきたけど、それが出来たサイズでよかった~。

 

というのも、波の音に交じって離れたところからナカジ君の叫び声が聞こえたから(笑)

ジェスチャーで一生懸命表現してくれてるのを汲み取るに、どうやらでかかったらしい。叫んだのはバラしたときだったようです(笑)

 

自分もサイズアップしたい!

魚が溜まっているスリットの上を流れに逆らわず、フワ~っと流していくと金属的なバイト。き、気持ちええんじゃ・・・!

手前でエラ洗いした時にそのまま勝負どころを越えて、波にのせて再びランディング成功。

少しサイズアップの55ぐらいのよく肥えた個体でした。スポットは見つけたので他のルアーは・・・?と試すと

レッパモドキ140でもヒット。さっきの55クラスと同じ群れだろうなって感じ。グリグリ~っと巻くよりも、ふわ~っと浮かせる動きが良いみたい。

ここまで結構ハイテンポに釣ってニチャニチャなので、なかじ君の方を冷やかしにいくことに。どうやら叫んでた1本目はランディングポイントでばらしたらしく、その後もう一回良型をかけてすぐ外れたらしい。ええやんけ・・・!

 

日が出てきて大きいサイズのルアーに反応が悪くなってきたのでサイズを落とします。やっぱり薄暗いうちはサイズを誤魔化せますが、日が出始めると見切られるみたい。

すると出るわ出るわ、テキトーなタイミングで投げても何も起こりませんが、セットが広がった後に巻いてくるとミスバイトの連発。

このコヒラは流れに乗せずブリブリと巻いてきたら飛びついてきた1匹。どうやら巡目に引いても流れに逆らっても魚は反応しますが、出方やサイズに違いがあるみたい。

なるほどなるほど、じゃあこれは?→コヒラヒット→「やっぱこのサイズだよね~w」

みたいな。ほんまにおるんか・・・?と疑わしくなるような低活性の日に1匹絞り出す釣りも経験値が貯まりますが、活性高い日はこういった形でいろいろ試して、直後に数通りの結果が出るのでええですな~。

 

バイトがかなりの数あって、かなりの数「あー!乗らん!」と叫ぶ僕がおりーの、高活性でヒラがベイト追いかけてワチャワチャしてるセットもありーの、ナカジ君が日が出てから60オーバーをヒットに持ち込む一幕もありーので、この足場を堪能しました。

激アツスポットは明らかにさっきまでの場所で、ここからはピンについているやつをチョコチョコ狙っていきます。

 

ハエ根のクラックの奥に投げてグリグリ巻いて、払い出し付近でフワ~っと浮かせていると下から魚が見に来た!

・・・でもガバっと口を開けて出てくるような感じではなく、一応上まで出てルアーには触りに来たけどほとんど口開いてないやん・・・ってやつ。食いに来てるんだろうけど、弱小ベイトであるトウゴロウを食べるモードのやつはバイトもやる気ないんでしょうね。

 

最後に「絶対いつもおるんや」のピンを狙います。すんなり出てくるかと思いきや、なかなか出てこない。いないのかい?

そこで角度を変えてしのごのやるとヒットに持ち込むことが出来ましたが、ようやく口を使ったリトリーブ角度がヒットポイントから魚をはがすのに鬼難易度すぎる!

サイズは大きなわけではありませんでしたが、魚優位な勝負でスタートしてそのままドラグ出して突っ込まれて、耐えたと思った瞬間フックアウト。ディスアドバンテージな状態でヒットすると燃えますねぇ!・・・でもこの後は音沙汰なし。

さら~っと他のピンも見ていきますが、バラしたのが最後の魚からの反応となり、時間切れ。

磯上がりも全身がびしょ濡れになるのもステラが波かぶりまくって斑点模様つけてるのも、こんだけ楽しい釣りしてたらなにも苦じゃないですね!ガハハ!

 

ヒットルアー

ヒラフィードGP128、TKLM9/11、レッパモドキ140

TKLM9/11(TKLM90?どっち?)は足場がそこまで高くないシャロー磯で小さいシルエットで見せたい時の決定版やと思う!河川で使っている方が多いと思うので、是非磯に行くときにもボックスに忍ばせて欲しいですネ!

 

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